ここでは一定の処理を何回も繰り返す方法について解説します。
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繰り返しの処理は For文、while文、do～while文の３つのどれかを使います。
ここではFor文について解説します。
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Java【入門編】～繰り返しの処理 while文～ここでは繰り返しの処理を行うwhile文について解説します。
前：繰り返しの処理～For文～の記事はこちら
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For文の書き方
For文は次のように書きます。
for (初期化の式;繰り返すかどうかの条件式;変化のための式) { 処理; }For文が実行されるときはまず、初期化の式が実行されます。その後、
繰り返すかどうかの条件式、処理、変化のための式の順番で実行されます。
実際にFor文を使ってみましょう。
サンプルプログラム
ソースコード
public class Sample03 { public static void main(String[] args) { for (int i=0;i<5;i++) { System.out.println(i); } } }実行結果
C:\Users\Desktop\Java\jdk1.8.0_131\program>java Sample03
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4
0
1
2
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4
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このプログラムはint型の変数 i が０から５未満の間 i に＋１しながら繰り返して i の値を表示するものです。
このプログラムの流れは、
| 初期化の式 | int i=0 |
| ↓ | |
| 条件式 | i<5 |
| ↓ | |
| 表示 | System.out.println(i); |
| ↓ | |
| 変化のための式 | i++ |
| ↓ | |
| 条件式 | i<5 |
| ↓ | |
| 表示 | System.out.println(i); |
| ↓ | |
| 変化のための式 | i++ |
| ↓ | |
| 条件式 | i<5 |
という流れを繰り返すかどうかの条件式に当てはまっている限り繰り返します。
今回のプログラムでは i の値が5になったときに条件から外れるので
０から４までの間 i の値を表示します。
次のプログラムを見ていきましょう。
サンプルプログラム（無限ループ）
ソースコード
public class Sample04 { public static void main(String[] args) { for (int i=1;i>0;i++) { System.out.println(i); } } }実行結果
C:\Users\Desktop\Java\jdk1.8.0_131\program>java Sample04
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実行することはできましたか？
実行した瞬間にものすごい速さで数字が表示されていると思います。
これを止めるときは Ctrl＋C で止めることができます。
こうなった原因はFor文の繰り返すかどうかの条件式がうまくいってなかったことです。
初期化の式で i ＝１で変化の式で i＋１していくので条件式のi>0から外れることがなくなるので永遠に繰り返し続けます。
繰り返しの条件式はきちんと設定するようにしましょう。
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