ここではメソッドについて解説していきます。
前:配列
まず、メソッドを使ったプログラムの例を見てみましょう。
メソッドを使った例
ソースコード
public class Sample11 {
public static void main(String[] args) {
int a=4;
int b=12;
足し算(a,b);
引き算(a,b);
かけ算(a,b);
割り算(a,b);
}
static void 足し算(int a,int b) {
a=a+b;
put(a);
}
static void 引き算(int a,int b) {
a=b-a;
put(a);
}
static void かけ算(int a,int b) {
a=a*b;
put(a);
}
static void 割り算(int a,int b) {
a=b/a;
put(a);
}
static void put(int num) {
System.out.println(num);
}
}
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実行結果
16
8
48
3
簡単に内容説明
メソッドを使ったプログラムでは指定されたメソッドに数値や文字列を渡すことで処理を行います。
このプログラムでは足し算、引き算、かけ算、割り算、putという5つのメソッドがあります
各メソッドに変数aとbの数値を渡すことで各メソッドの処理を行っています。
足し算、引き算、かけ算、割り算メソッドはそれぞれ名前の通りの計算を行っています。
putメソッドは渡された数値を表示しています。
メソッドの使い方
メソッドを使うときの書き方は次の様になります。
static 戻り値の型 メソッド名(引数){
処理;
return 値;
}
戻り値とはメソッドで行った処理の結果のデータのことです。
上のプログラムはmainメソッドにデータを戻していません。
この様に戻り値がない場合は戻り値の型の場所に void を入力します。
戻り値がある場合も見てみましょう。
戻り値がある場合
ソースコード
public class Sample12 {
public static void main(String[] args) {
int a=4;
int b=12;
int num=足し算(a,b);
System.out.println(num);
}
static int 足し算(int a,int b) {
int num=a+b;
return num;
}
}
実行結果
C:\Users\Desktop\Java\jdk1.8.0_131\program>java Sample12
16
変数=メソッドの名前(引数)
とすることで、メソッドでの結果を戻すことが出来ます。
メソッドを使うとどんな処理を行っているプログラムなのかがわかりやすくなるため、
自由に使えるようにしておきましょう。
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