ここでは条件分岐について解説します。
前:四則演算
条件分岐とは?
条件分岐とは例えば、
テストの点数が80点以上だったら優、70点以上だったら良、60点以上だったら可、
それ以下は不可というようなものです。
条件分岐のやりかた
条件分岐にはIf文を使います。
if文の書式
If文の書式は次のようになります。
if (条件) {
処理;
}
複数の条件の分岐をしたい場合はIf文を多数使います。
また、そのときに使う大事なものとして、else というものがあります。
else は次のように使います。
elseの使い方
if (条件) {
処理;
}
else {
処理;
}
上のようにすると、If文の条件の時以外の時はelse 以下の処理を行います。
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以上を踏まえた上で、冒頭の例を表すプログラムを作ってみると以下のようになります。
サンプルプログラム
ソースコード
public class Sample02 {
public static void main(String[] args) {
int score=80; //テストの点数
if (score>=80) {
System.out.println("優");
}else if (score>=70) {
System.out.println("良");
}else if (score>=60) {
System.out.println("可");
}else {
System.out.println("不可");
}
}
}
実行結果
C:\Users\Desktop\Java\jdk1.8.0_131\program>javac Sample02.java
C:\Users\Desktop\Java\jdk1.8.0_131\program>java Sample02
優
int型の変数Scoreの値がテストの点数を示しています。
その点数によって優、良、可、不可のどれかを表示させています。
else を使うことによってまず、80点以上だったら優、それ以外で70点以上だったら良、それ以外で60点以上だったら可、それ以外だったら不可というように条件分岐させています。
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